瞑想心理カウンセラーリッカのつぶやき

決められないとき、自分の気持ちがわからないとき。あなたの本心をカウンセリングと誘導瞑想で一緒に発見します。

★どうぶつ性格診断カウンセリング60分¥5,500★(毎月3名限定)

欲しいランドセルと、本心から選ぶということ

テレビで見かけたランドセルの色をどれにするかについて。ある番組の特集からの気付きをまとめました。

自分の本心に気付くように言われても、「わたしの本心なんてわかりません!」となる理由に一番近いな、としみじみと己を振り返りつつ書いてみました。

 

なかなか距離の縮まらないロックマン彼氏が、頼れる騎士で夫(ちゃんと連絡もつく☆)に大変身しちゃったカウンセラーリッカです。

 

さて先日、朝の情報番組にてある特集が組まれていました。

 

もとは、ランドセルのコマーシャルなので、ご覧になった方も多いかもしれません。

 

ランドセルを購入するときに、どうやって選んだのかがテーマのCMでした。

 

特集の内容を簡単に説明します。

 

ご両親、おじいちゃんおばあちゃんなど「ランドセルを購入する人」

そして、小学校進学を控えた「お子さん」

3,4組が登場します。

 

まず、「ランドセルを購入する人」「お子さん」で、欲しいランドセルを一緒に選びます。

 

その後、選んだランドセルと「お子さん」だけとなり、スタッフがインタビューをします。

 

その様子を「ランドセルを購入する人」が別室にてモニタ越しに見届けます。

 

スタッフは尋ねます。

「なぜ、その色のランドセルを選んだの?」

 

ある「お子さん」は、両手でダークブルーのランドセルを抱えながら答えます。

「お父さん(お母さんやおじいちゃん)が喜んでくれる色だから」

にっこりと笑顔で、屈託なく答えています。

 

家族が喜んでくれることが、自分の喜びなのです。

 

その姿には、我慢や犠牲はありません

 

ただ、あるがまま、家族が喜ぶことを選択することが、「お子さん」にとって自然なことのようです。

 

すると、スタッフが「お子さん」に提案をします。

 

「もう一度、売り場に戻って。本当に自分が好きな色や欲しいランドセルを選ぶとしたら、どれがいい?」

 

「お子さん」は、すこし興奮した面持ちでスタッフが見守る中、売り場に駆け戻ります。

 

ここで、それぞれの「お子さん」の行動が場面ごとに映されます。

 

ある女の子は、ハッとするような青色のランドセルを両手でつかみます。

 

ある男の子は、高い位置に掛かっている、ショッキングピンク色のランドセルを指さします。

 

そして、ダークブルーのランドセルを持っていた男の子は、シャーベットブルーにも似た、発光するような白味のかかったグレイのランドセルを選びました。

 

モニターでその様子を見ていたおしゃれなご両親は、二人そろって同時に「しろかーー」と声を落としていました。

 

子供のいないリッカでも、ご両親の気持ちがわかります。

 

この先数年、毎日使うランドセルです。

白はね、それはそれは汚れますし、くすみますし、余計ヘタって見えやすいでしょう。

 

 

場面は切り替わり。

 

本当に欲しいランドセルを手にした男の子のもとに、両親がやってきます。

 

男の子は、そのシャーベットブルーのランドセルに手をのせて、母親に宣言をします。

「もう、これに決めた」

 

母親も「えー」と困りながらも「これは、もう決めちゃったねー」なんて男の子の様子から気持ちの強さを理解している様子です。

 

男の子は、キリっとした表情で力強くうなづくのでした。

 

 

そんな一コマをリッカは、見届けながら。

「そりゃ、その色好きだろうな!」と納得していました。

 

男の子のマスクの色、着ているおしゃれなトレーナーの色が、すでにランドセルと同じシャーベットブルーのような、発光するような白味のかかったグレイなのですから。

 

マスクや洋服は良くて、なぜランドセルはダメなのでしょうね?

 

そして、男の子は、好きな色がとっても明確なのに、ただ家族の喜びから「ダークブルー」の色を選択しているのですよね。

 

しかも、本当は好きな色があるんだけど、なんて最初はいいもしないのです。

家族の希望。合理性。世間的なもの。

 

屈託のないはずの子供ですら、本心をスルーしてしまう。

 

もちろん、「計算」ではなく、ただ純粋に家族が喜んでくれることが動機になっています。

ただなんとなくですが、幼いながらに世間の目(仲間の目)も意識しているかもしれません。

 

 

特に、幼いころの愛し方は、親の希望に沿う。親が喜んでくれそうな方を選ぶ。表現する。そんな、ちょっぴり犠牲的な愛情表現をするといいます。

 

まだまだ、知力体力、選択肢がない状態なわけですから。

相手に喜んでもらうために、わが身を差し出すのです。

 

 

心理学を学んだいま。

私自身、自分の幼少期も、ロックマン(自立の自立。回避性の人)にぶんぶん振り回されて自分軸をなくしていたときも。

他人軸状態のときは、自分の本心よりも、喜んでほしい人のために「本当の気持ちや本心を」華麗になかったことにしていました。

 

何があっても我を通すことが、もちろん本心を通すとか自分軸でいるというわけではありません。

 

今回は、譲る。それは私が決めた。

今回は譲らない。これは私が守ると決めたことだから。

 

そんな感じで、自分の本心や軸を保っていきたいものですね。

 

ちなみに、シャーベットブルーなどと恰好つけてリッカは表現していますが。

ウルトラマンの肌の色、でも通じる色味でした。

 

 

皆さんも、親御さんの価値観、パートナーの価値観を理解しつつも、ご自身の本心や軸を意識してみてはいかがでしょうか。

 

 

最近、リッカはお花の透かし模様のワンピースを衝動買い(おい)いたしました。

色は、めったに着ないオレンジというよりバーミリオンに近い色です。

私の肌はブルーベースなので、それはもう目の下のクマが目立つわけですよ。

それでも着たい!と思ってしまったので買っちまいましたとさ。

 

あなたも、本心を大切に。

 

リッカでした。

 

 

✨「とはいえ本心がいまいちつかめないのですけども」という方は、どうぞリッカのセッションを活用ください✨

たとえ時間がかかったとしても、ご自身の本心が分かれば、迷いや後悔する場面はぐんと減っていきますよ。


ws.formzu.net