瞑想心理カウンセラーのリッカです。
今回、ぴょん吉氏(根本裕幸お師匠のお弟子講座でご一緒だった、ウサギの人)と行ってきた知床半島。
心理も瞑想も関係ない旅行雑記です。
いよいよ、ヒグマの楽園である半島へ向かいます。
『知床でヒグマを探した!!』
前回はこちら
※ヒグマに関して、少しだけ過激な表現が文中にある。いちおう、お伝えしておく。
おなかを満たし着替えを済ませた、ぴょん吉氏とリッカ。
ガイドとの待ち合わせ場所であるホテルのロビーへ向かった。
武骨なネイチャーガイド(クマに立ち向かってもらわないといけないので、敬意をこめてそう呼ぶ)と無事合流できたのであった。
ここで、知床五湖トレッキングツアーの注意点をおさらいする!
・熊鈴、クマよけのベルは禁止!
・甘い匂いのする飴やガム、というか食べ物一切持ち込み禁止!
・香料のついたジュース、というか甘味料の入った飲み物の持ち込み禁止!
ざっくりいうと、まずこの3点を必ず守らなければならない。
熊鈴は、リッカも道々のお土産屋さんで買おうかどうか散々迷った。
結果、買わなくてよかった。
移動中に鳴らないように、詰め物をされた金属を持ち歩くところだった。
理由を知りたい方のために、移動中のガイドとの会話を再現する。
リッカ「熊鈴は、どうしてダメなのですか」
ガイド「ヒグマの接近を、周囲の音で察知するので鈴の音は邪魔なんです」
リッカ「最近は、鈴の音で逆にヒグマが寄ってくると聞いたのだけど、ほんとうですか」
ガイド「北米から来られたガイドから聞いた話ですが。一部地域で、熊用のベルのことを”ディナーベル”と呼ぶそうです。つまり、一度でも人間を喰ったことがある熊にとっては、食事の合図みたいなものでしょうね」
はーい、怖くなった?
ただし、無骨ガイドの説明では、知床は山の資源もあり鮭の遡上もある豊かな土地であること。
ヒグマも、わざわざ人間を襲うほど飢えていないこと。
人間と人間の食べ物のおいしさを熊も知らない、そんな環境を守ることで保護していることがわかった。
だから、甘味料はだめ。
食べたことがなくても、匂いで美味しそうと察知して寄ってくるからとのことだ。
ヒグマの生息域にお邪魔させてもらう、知床五湖トレッキングツアーが、こうして物騒に幕をあけたのだった。
さて、公園入口にあるビジターセンターにて、説明の動画を視聴する。
30人ほどが収容できる部屋に通され、素敵な分厚い木製ベンチに二人だけでちょこんと腰掛ける。
動画は、冒頭から川辺で倒れた鹿にかぶりついて頭をふるヒグマの映像が流れる。
おお、食べてる食べてると眺めるリッカの横で、草食動物代表のぴょん吉氏は衝撃を受けていたそうだ。
余談だが、今回はヒグマ活動期ということで、ベテランガイドが必ずついて道中を案内してくれる。ガイドの腰ホルダーには、クマスプレーが装備されている。
8月以降になると、ガイドなしで自由に散策できる。
その分、ビジターセンターで視聴する説明動画は、もっと過激になっていくそうである。
それを聞いて、二人でうわーとちょっと引いた。
レクチャーは以上だ。
知床でヒグマを探したシリーズはこちら
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心理学×インナーチャイルドワーク×動物要素をおりこんだ
心の診断おためしください★