1/29開催しました、ゆるやわ会。
開催報告とは別に、参加くださった方からのエピソードに
おお!と気づきがありましたのでそちらをシェアいたします。
「ある人の母親が、急に『愛と光に気づいて!』と言い出して困っている」
「あなたには、『愛と光が必要なの!』といきなりやってきて困った」
そんな、二つのエピソードが登場したのです。
スピリチュアルあるあるな体験ではないでしょうか。
実は、心理カウンセリングの究極の到達点「許し」「自分とつながる」
これも、私は「自分の愛に気が付き、つながること」と解釈しています。(といいますか、お師匠の教えがそれ)
そして、それが本当に難しく受け入れがたいからこそ、簡単に「愛とつながりましょう」なんて、口にできないと考えているのです。
相手が受け取れる準備ができているか。
拒否がないか。
その見極めは、私もまだまだ修行中であるなと悩むところでもあります。
過去の私も、「愛」や「ハートの絵文字」に拒絶反応を示していましたからね。
「愛」とか口にするやつ胡散臭い、皆、敵、と構えて心の中でうなっていました。
傷つき警戒心が強い、手負いの獣かなにかかな?
さて、話を戻しまして。
なぜ、上記の知り合いは、母親に突然「愛」を説かれて戸惑ったのでしょう?
あなたはどう思われますか?
これがもし、普段から愛情表現たっぷり、コミュニケーションはしっかりとりつつ、信頼して見守る。
そんなことができている親子関係であれば、娘さんも「まった、面白いことはじめて~」で済んでいるのかなと私は思います。
母親が急に「愛」について、口にする。よい大人になった娘に突然「愛」を語る。
いやいや、お母さん。
受け売りの言葉でわざわざ「愛」を語らなくても。
あなたが娘さんを育て上げたことがもうすでに「愛」だから。
そこに「愛」はなかったのですか?あったよね?
その「愛」をまず認めているのかしら?
と、子育てもしたことのない私は違和感を感じてしまうのですね。
もし、私が高齢の母親で、娘に「愛」を言葉で伝えようと思うなら。
ふとした瞬間に視線をよせて
「あなたは、今も昔も私の宝物なのよ。あなたがそうやって、普通に楽しそうにしているだけで、私は明るい気持ちになるの。まだまだ楽しませてもらうわ」
そう言って、あははと笑ってお漬物とか適当に食べている。
こちらのほうが、「愛と光」を伝えやすいのではないかなと思ってしまうのです。
ただ、こちらも普段のコミュニケーションが大切ですよね。
母親が急に行って来たら、終活をはじめたのかと娘さんも心配してしまうかも。
わたしは、こういった愛情や感情を伝えるコミュニケーションを重ねることを
「畑おこし、土壌改良」とひそかに呼んでいます。
親子関係に限らず、パートナーシップも同じですよね。
これも、ただの私の価値観です。
その方のお母さまが伝えたかった「愛と光」ってなんだったのでしょうね。
人類愛かな?
世界の前に、半径3メートルに伝えることの難しさよ
そんなことを考える、すてきなお話会となりました。
リッカでした。