カウンセリングやイメージワーク(誘導瞑想)では、お父様との関係について話題になることがあります。
お父様に対し、感謝や愛情を抱いているか。
その感情を普段から感じられているか。
なんでしたら、本人に伝えられるか。
そして、その愛情や感謝はあなたのフィルターを通して現実にも反映されるので、それはもうパートナーシップもうまくいくわけです。
※今回は、「おとうたま、ラブ!」と大きな声で叫べる愛溢れる方は、あまり参考にならないかもしれません。どうぞこれからも、お父様とのつながりを感じ続けてくださいね。
さて、彼との関係がどうにもうまく行かない方へ朗報です。
ちょっと、今回は荒治療になります(リッカ比)
ただ、心底うんざりして、嫌な気持ちになるワークほど効果が劇的なのです。
なぜ、父親への思いが重要なのか。
いまさら、感謝や愛情を抱かないといけないのか。
あなたの「あの父親」をあなたが許せて、愛せるとはっきり断言できるなら。
そこらの異性は単純に「かわいい」ですし、「すてき」な部分しかないわけですよ。
彼の許せない部分や、どうにも受け入れがたい部分も不思議と気にならなくなります。
父親に対する葛藤やわだかまりに比べたら、それはもう「許せるレベル」が段違いで簡単ですよね。
さて、彼との関係の進展や、愛情あふれるパートナシップを得たいけれど。
とはいえ、どうしても父親が許せない。
小さな頃から、もしくは思春期頃からどうにも父親が許せない。
ぜったい、許さない。
なんて、怒り心頭状態の場合は、まず大声で叫ぶ。
もしくは、和紙に筆ペン、ノートに0,7芯(太いほうが感情が乗るような気がするので)のボールペンで感情を書きなぐり、吐き出しておいてください。
もう一段進みまして。
お父様が、なぜあのような言動を娘であるあなたにとったのか。
お父様は、どのように育てられたのか。それはどのような環境であったか。
当時はどれぐらい余裕がなくて、どれだけ外で過酷な体験をしていたのか。
どれだけ、自分自身を責め、脅えていた人なのか。
そのような、お父様の背後や歴史を理解できるところまで進んだとしましょう。
頭では、事情も理由も理解できた。
それでも、なかなか許せられない。
そんな時に、おすすめの方法をお伝えします。
ずばり
「無理やりにでも感謝する」
がくっとなりました?
それができたら、苦労しませんか?
最初は、あーはいはい、今日も感謝感謝。
遠く(地元)の空の下で、今日も元気にしててヨ。
それだけで、結構です。
そして、もう一段階掘り進めます。
いつも、お父様に対しての怒りの感情や、納得のいかないことを書きなぐっている和紙やノートはありますね?
そうです。その紙です。
今日は、その紙にお父様への「感謝や思い」をとことん書きなぐってください。
頭を使うことや思考はいりません。
手が止まってしまいましたか?
それは、「思考」が動き出しているサインです。
動かすのは感情と手だけです。脳みそなんていらない。
さらさらーっと書けてしまった場合。
あなたのお父様に対するわだかまりは、かなりの深さまで解消されているのかもしれません。
もしかしたら、賢すぎるあなたの頭脳が、辛すぎて感情を動かすことがないように、機械的に行ったのかもしれません。
判断するのは簡単です。
心が動きましたか?
余談ですが、私はこれをするともう顔がくっしゃくしゃになるほど感情が「ぐっ」と動かされます。
さて、この感謝の手紙。
一度きりでもよいのです。
もしくは、何か困ったことが起きた時。
自分の力でできることをやりつくし、あとはもう「天に祈るのみ!」なんて状況に至ったときに効力を発揮します。
すくなくとも、私はそれを体験してきました。
ご自身の中にある、父親に対する愛情に気がつくこと。
くやしいけれど、その感情を認めること。
母親に対しても同じことが言えるのですが、その人によって「許しやすい人」の度合いがそれぞれ違うので、どうぞ取り組みやすい方からお試しください。
あと、「父が許せない」とおっしゃっている時点で、あなたも私もお父さん大好きですからね。認めたほうが楽になるものです。
本当に嫌なものなら、人はその存在すら抹消して無関心になりますからね。
これらをしていくと、パートナーシップの良い流れも勝手に向こうからやってきます。
父親を愛さないということは、両親の愛も認めないっつことですわ(ここちょっと飛躍していますが、どこかのタイミングで説明できたらいいな)
どうしても、一人では無理っす!
そんな方は、どうぞリッカへご相談くださいませ。
なんだかかわいいお父様のイメージを通して、お父様とのつながりを感じられるイメージワークを提供いたしますよ。
リッカ