先日、心理カウンセラー根本裕幸お師匠の先輩お弟子
カウンセラーのゆり子さんが、リッカのホームである帯広へ遊びにきてくれました。
日曜夜の思いのほか静かな繁華街にて、ゆり子さんとリッカによる熱い経験論体験談が展開されたのです。
音信不通や心のシャッターが閉まりがちな、気難しい彼もデレデレ夫に変化。あなたが彼をあきらめずに幸せになる意識とルートを探す。カウンセラーのリッカです。
困ったさんなパートナーに散々振り回され苦労してきた、何やら同じ香りのする二人。先輩カウンセラーのゆり子さん視点の旅行記や談義はこちら。
今回の小さな繁華街で展開した二人の談義。
超自立、いたいけな5歳児を心に隠し持つパートナーにお困りの方に、なにやらささる内容のような気がしますので、今回シェアいたしますね。
ゆり子さんと合流したリッカは、とかち晴ルへやってきました。
目的は、二人でジャガイモ尽くしな食事を楽しむこと。そして、カウンセラーになるきっかけとなった、双方のロックマン(超自立男性)パートナーについて情報交換をするため!
まさかの長芋スープとパンというお通しを堪能しながら、ありとあらゆる話題について話し合ったのでした。
二人とも知っているようで、知らないことがたくさん。
実は、ゆり子さん女性性強めな稼ぎ方といいますか、豊かさについてかなりの技をお持ちのようです。こちらは特に出す予定のない特技とのことで。いつかまた詳細を個人的に伺いたいな!と思う次第です。
さてロックマン。(詳細はお師匠の解説を借りてしまおう)
超自立、一本気なのに堂々と嘘とかついちゃう。実はいたいけ、プライドがいと高き存在。
私リッカはそんなロックマンと交際10年を経て結婚したわけです。
その間の後半5年の記憶があまりないのです。
人間って、幸せにバシンと場面が切り替わると、その前のごった煮状態を思い出せなくなるようです。
いつものように冗談で「正直最後の2年間は怒涛だったのですが、その前の5年間の記憶がねえっす」と話すリッカ。
ところが、ゆり子さんの人生経験やパートナーシップについて、いろいろと話をうかがっていくうちに、リッカも自分の5年間を思い出してきたのでした。
***
そう。
今は結婚し、のびのびと過ごしている大型動物のような我が家の夫ですが。
そう、我がロックマンってば、その5年間はメンヘラ絶好調であったであはないか!
なんてことだ、我が軍は劣勢ではないか!
そうだった、しかもメンヘラ元カノもついてきていたのだった。
忘れていた!
や、自分でブログに書いているから忘れていないんだけど。
ここで、ゆり子さんと共に恐ろしい共通点を発見する。
ロックマンの背後に、メンヘラ女子(承認欲求強め、同性から見て地雷原しかないが超絶モテる)がいる。
というか、別れた後も、我という彼女がいながら、なんでかそのお女子から連絡がきて、なんでかロックマンが返事をしやがる。
ほんで、ロックマン罪悪感強いから、現彼女(我)にそのことを吐き出す。
我、ショックを受ける。
この図式が成り立っていたのである。
忘れてた!あまりにも腹立たしくて忘れていた!
しかも、そのお女子、ロックマンと別れた数か月後に結婚とか普通にしているからね。
ロックマンいじってないで、自分の旦那さんに集中せいよである。
ここで、ゆり子女史の的確なコメントが入る。
「罪悪感強めは、罪悪感強めでつながるのでなかなか切れないんだろうね」
であるからして、ロックマンがお女子の連絡先をぶっちぎりできないと。
っかーーーー!そうですよね。
我々が、さんざんロックマンに痛めつけられても「はい、おわり!」にならずに、ついつい彼の救いの道を探してしまうのもそれ。すべて罪悪感。
では、どうするのか。
・嫌なものは嫌と彼に伝える。
・お女子との連絡を切る切らないは、彼の選択なのでそれ以上は放っておく。
・お女子との未来がないことは、彼も重々承知しているはず(仮定)
・であるならば、我(現彼女)が自分の中の毒(罪悪感)を少しずつ浄化。
・お女子とはまた違う方面(罪悪感、助けてあげなきゃ、かわいそうなコ路線)
「私、あなたが必要なんですけどー💛」の極上軽やか女子スタンスでかかわる。
これ!
多分、病んでる女子のエロさには敵わない。くやしいが。
あと、旦那さんもいる彼氏もいる女性の強さは我にはない。
一本釣りだし、一本鎗なぐらい一途なのである。これも仕方ない。くやしいが、「私にはあなただけ」な重い姿勢ではなく「私はあなたを選んだ」の姿勢で関わっていくしかないかも。
なので、5年前の当時はお師匠のブログを読みつつ
「こんな極上な女(私)がそばにいるのに、そちらのなんだかよくわからない女子を選ぶのなら、その程度のちんちくりん男なのだろう」という気持ちで、怒りをなだめつつ、せっせと自分磨きに励んだのである。
結局、一回それで別れかけたけどな。
ロックマンの大シャッター1回しまったんだった。そうそう。
で、戻ってきてから「彼女だと紹介するので、お女子のいる職場(うどん屋)まで一緒に行こう」と言ってくれたのだ。一生懸命考えてくれた解決策がそれ。
ゆり子さんのほうを見ながら、リッカは言う
「でも、相手の姿を見てしまったら”像”(自己攻撃のさいに活躍するであろう、妄想のモト!)ができてしまうので、絶対いきませんでしたけどね、へへっ」
そのほかにも、ゆり子さんとリッカが通ってきた道、体験に共通項があまりにも多いことがわかってきた。期待をして、それを彼に何度も何度もつぶされてきた経験だ。
そして、ゆり子さんのパートナーシップも、凄まじかった。
ここでは書けないが、ロックマンとかかわるというのは、手負いの獣を保護して、自然(社会)に戻っても生きられるようにする野生動物保護団体か!みたいな手順だなと再確認した。
王子は、ゆり子さん。わがロックマンには、我。
そんな女性が人生に登場するほど、彼はめっためたのぎたぎたに痛めつけられていたのである。ちょっと、自身の繊細さの影響も大きいが。あと女性を見る目が壊滅的にどうかしちゃっているとか。
ゆり子さんは言う「彼らもやはり、優しくて、純粋だからこそここまでになった」と。
人は怖くない、人は信頼できる。すくなくとも、私のことはちょっとは信じられるっしょと常に言葉と態度、行動で見せていくような感じ。
だから、一人が人生でかかわれるロックマンは一人ではないかなとも、ゆり子さんとリッカの共通認識であった。
つまり、こちらがどれだけ自分を整えられるのか。
ぶんぶん振り回せれない、愛情を持ちつつ、自分軸をしっかりと持って線引きできるのか。
私自身、ロックマンがメインだが、新たな愛情補給先(彼氏2号とか)の確保がないとやってられないと思うこともたびたびあった。特に出会いもなく実現しなかったが。
考えたくないけれど、夫のいるお女子が元カレロックマンにちょっかいをかけるのも同じ考え方なのかもしれない。
自分の愛情補給先が確保できて、余裕ができたからなのかもしれない。表向きの気持ちは、旦那さんへの不満たっぷりで、そのはけ口として元カレに連絡をしているのだとしても。
このように、ドロドロしているようで、まあまあ元気に関係性が停止した5年間をリッカは過ごしていた。
記憶がないのは、彼に自分の軸をすっかり渡してしまって、二人で一つではなく、まさにおんぶお化けのように依存して”ひとつ”になっていたわけだが。
今ならわかる。
これでは、対等なパートナーシップは築いていないし、結婚は夢のまた夢であったわけだ。
ロックマンの罪悪感がやまもりだからといって、彼だっておんぶお化けを人生に迎え入れたいわけではない。
二店目に移動し、飲食もそここそこに話し続けるゆり子さんとリッカ。
ゆり子さんが
「今日は、リッカさんがその記憶のない5年間をはなして解消するタイミングだったのかもしれませんね」
と私が広げた大ぶろしきを、きれいにまとめてキュッと口をしばり上等なお土産にしてくれたのだった。
***
今回は、二人の事例とその共通項についての話題が中心でした。
ゆり子さんは、お会いするたびに思うのですが、受容力が「海」クラスです。
ぽんぽんと会話が続いて、それでいて気持ちが落ち着いて地に足が付くのは、なにか隠された技術とかあるのかしら!
私リッカも今回の談義で改めて、ロックマンを愛し続けたらどうなるのかが興味関心があること。そして、それこそが自分でも引き寄せたぐりよせ実現させてたことだと認識したのでした。
ただ、もしご自身の叶えたい夢が微に入り細に入りあるのならば、ロックマンはその相手ではないとリッカは考えます。
どうしてもサックリと叶わないことの一つや二つは出てくるでしょう。
えーと、例えば理想を詰め込んだ海外旅行とか?
叶ったけど海外じゃなかったとか、海外行けたけど挙式は断固拒否されたとか(これ、適当に言ってますので、あまり気にしないでくださいね)
とろけたロックマンでもなかなかの頑固さんであることには変わりないので。
長い目で、その叶えたい事や流れがやってくるのをのんびり待つか。その希望は今はなくても快適であることに気が付くか。
もしくは、ヘラクレスオオカブト(理想の男性、優しくて最高)が登場したときに、軽やかに自身の幸せに身を投じるぐらいの覚悟があるのかとか。
二人店を出て、最後に「また会いましょう」とがっしり握手を交わしてその不思議な夜は幕を閉じたのでした。
余談だけれど、日曜の田舎の繁華街はお店の定休が多い。
歩いているのも大学生や若い衆が多い。リッカは何度もゆり子さんに「帯広も、金曜や土曜の夜は人出がもう少しありますからね!」と何度念をおしたことか。
リッカ