瞑想心理カウンセラーリッカのつぶやき

決められないとき、自分の気持ちがわからないとき。あなたの本心をカウンセリングと誘導瞑想で一緒に発見します。

★どうぶつ性格診断カウンセリング60分¥5,500★(毎月3名限定)

癒着(ゆちゃく)=共依存(きょういぞん)距離が近い=仲良しとも限らない

改めて、心理学の用語についてリッカなりにまとめる試みをスタートします。

毎回ではありませんが、気難しい男性との恋愛に悩む女性のお役に立つであろう解説を目指しますね。

どうぞ、時に心臓をえぐられながら、時に苦しさのヒントを得ながら、解決に向けて一緒に進んで行きましょう!

 

一つ注意点がございます。日本語で一般的に言われている意味と、心理学で扱う際の意味が異なる場合があります。

 

さて、今回扱うのは「癒着(ゆちゃく)」

 

突然ですが、あなたは「刑事コロンボ」をご存知でしょうか?

彼が推理する際の名台詞「うちのカミさんがね〜」をご存知ですか?

ご存知ない?平成生まれですか?失礼いたしました。

 

気を取り直しまして、「癒着(ゆちゃく)」状態であるのかわかりやすい判断基準があります。

 

こんなことない?

・会話に主語がなくなり、他者から「誰の話をしているの?」と聞かれる。

・特定の人物の話ばかりしている。

・何か重大な決断を迫られる場面で、自分の考えではなく特定の人物の考えや価値観を優先して決定している。

この話だけでも、心理的な癒着状態が「共依存」と同じであることがわかりますね。

 

癒着先は、人物以外に「お酒」「恋愛」「仕事」などがあります。お気づきでしょうか、結構重たい用語を今回は扱っています。

 

 

「癒着(ゆちゃく)」することで起きる問題

その人物と感情を共有している。相手が落ち込む、元気になると一緒になって引っ張られる。

イライラしている相手に対して、一緒にイライラしていたらその関係は幸せではないですよね。

強力な接着剤で接着されているかのような心理状態である。かなりの不自由を感じるため、離れようとするが、痛みが発生するため離れられなくなっている。

瞬間接着剤で繋がった、人差し指と親指を想像して見てください。そのまま剥がそうとしたら痛いどころか大事故ですよね。

・「癒着(ゆちゃく)」の接着剤は「恐れ」「罪悪感」が材料になっている。

口では結婚しなさいという母親が、いざ娘が結婚するとなると急にぶんむくれるあれですな。見捨てるのかなんて言われてしまっては「罪悪感」が刺激されて身動きが取れなくなりますよね。この場合、母だけでなく娘も癒着していて、立派な共依存が成立しています。

・癒着している相手に対して、辛いから離れようとする心理から喧嘩腰になりやすい。

仲が良いほど喧嘩するといいますが、傷つけあいながらも離れられない関係がこちらになります。

・特に、母子癒着が多い日本において、そのような環境で育った人は、恋愛パターンに「癒着」の影響が現れることがある。0か100かでしか関わり方が分からず、他者との適切な距離感が分からなくなる。

・離れようとする作用から、常に一触即発状態である。それを避けるために相手のために犠牲を払う、我慢することが増えてしまい燃え尽きる。

・彼や夫と自分の存在が一緒くたになり、自分が無くなる。

・自分が幸せになれない相手、障害の多い恋を選ぶ。

・癒しや救いが必要そうな、普通に考えたら「やめておいたほうが」と言われがちな異性を選ぶ。ずばり「助けたい症候群」になる。

 

人以外では、ハードワーカーも仕事と癒着をしていることになります。

何らかの恐怖や不安、無価値感、罪悪感から人生の中で何よりも「仕事」を優先するのです。

ちょっと、嫌なたとえですが職場に迷惑をかけるからと「結婚、出産」のタイミングを遠慮している、考えないようにしているというパターンもあるでしょうね。

自分の人生なのにね。最近は制度もある程度整い、理解のある職場が増えてきたかと思います。それでも、人の迷惑になるかと思えば出来ないと自ら切り捨ててしまっていませんか。

また、自分を傷つける仕事、ブラック企業を選ぶ(無意識で選んでいるパターンもあります!)

パートナーシップでも起きやすいのですが、モラハラ、セクハラ、パワハラになぜかご縁がある。

 

「癒着」があると、このような問題点が日常生活に現れてくるのですね。

ただ、これって結構普通にありますよね?

その理由については、また次回解説いたしますね。

 

次は火曜日かな。よろしかったら、読者登録していただけるとニヤニヤしながら更新頑張ります。

リッカでした。

 

サクッと、謎を解いて楽になりたい方はこちらをご利用ください。

 

kurarikka.hatenablog.com