今回は、この数週間リッカに起きた出来事とそこからの気づきを記事にまとめました。
ズバリ、自分の癒しが進んで、感情や気持ちが把握できたとて。
『パートナーとのケンカ』は起きます。
今回は、落とし所が見えないケンカが久しぶりに起きたこと。
どのような気づきがあって、どこへ着地したのか。
そんなお話の続き③です。
人に頼れない、助けてが言えない。感情を抑えがちな方の荒治療ヒントになれば幸いです。
そしてこの一連の出来事の結末は、私の予想をはるかに超えたところへ着地したのでした。
なかなか距離の縮まらないロックマン(自立心が強く、人に頼れない。いきなりシャッター閉まりがち)の夫が、久しぶりにリッカの地雷を踏み抜きました。
久しぶりに、抑えの効かない怒りに囚われて、びっくりした心理カウンセラーの記録です。
①始まりはこちら
②いちご柄の紐パン(幼女から、成熟した大人)に成長したと思っていたのにはこちら
さて、ここまでくると、なぜこれほどの自己開示を私はしているのだろうとふと疑問に思うわけです。
どうかしてしまったのではないかと思う次第です。
皆さんはいかがですか。
ご自身のことやパートナーとのことをお話しすることは抵抗はありませんか?
恥ずかしかったりしませんか?
なんと言いますか、リッカの場合は気質なのかもしれません。
お師匠も「道民は聞いてないことまでよく話す」とお弟子7期講座のアーカイブで話していましたもの(チェック済み)
ほかの道民お弟子は皆さん奥ゆかしいから、これはもう自分のことを指しているのかも。
なんて自意識過剰な今日この頃です。
ここから先は、書こうかどうしようか迷ったけれど、最上の自己肯定感を育てるコツは、自己開示ですからね。
私は、自己開示して自分の価値観を再認識できます。
読んでくださった皆さんは、鼻で笑うなり、ホッホエマシイナ〜と微笑むなり、どこか悩みの突破口になるヒントなどを得てもらえたら嬉しいです。
③ 「ざみジィぃ」とリッカ叫ぶ。
さて、仲直りができた!と思い込んだリッカ。
仕事終わりに、いそいそと夕食の準備をしたまではよかったものの。
夫がなんとも言えない表情で、いつもより早く帰宅してきました。
早々にお風呂に入り、今晩の飲物を冷蔵庫から出す、自分宛の郵便物を手になぜかリッカに一礼して自分の部屋に入っていきます。
テーブルには湯気をあげる夕食。
エプロン(ちょっとモロッカン柄ぽくて、白地に植物のプリントがある)をつけたリッカは扉越しに驚いて叫びます。
「ちょ、ま、てか、ご飯食べないのかいっ」
ごそごそ、扉の向こうから声はしますが聞き取れません。
いちご柄かぼちゃパンツの小さい自分(感情的で幼児性の象徴のイメージ)がまだまだ一緒にいます。
なんなら、隣に一緒に立っています。
私は、状況を理解するなり、かなり感情的になってしまいました。
数年前でしたら、爆発どころかかなり感情的に何もかもぶつけていたでしょう。
かなり感情的になりながらも、ふと、何と無くですがこの小さいリッカの好きにさせたら、一体どんな行動を取るのだろう。
感情を出しても、なんとなくいまの夫なら、怯えながらも受け取ってくれそうな気がする。
取りつくろっても、自分の本質は小リッカです。変わらないのです。
ここ二、三日、やたらとテレビやお弟子界隈で「白旗、白旗を上げろ(負けを認めろ)」と話題になっていました。
単純に、私の耳に残っていたとも言いますが。
そんなことを考えているうちに、中年のリッカは、可愛いエプロンをつけたまま叫んでいました。
「せっかく、頑張って作ったのにーーーっ、こんなのってないーーー、ざみジィぃーーー」
滂沱(ぼうだ)の涙と鼻水まみれです。
書いていて、本当に恥ずかしい。
こんなに感情的になるのは、かなり久しぶりです。
(きっと、今この瞬間、お客様が軒並みドン引きで去っていっても誰も責められない)
扉を開け、ぐちゃぐちゃな顔のまま、夫の顔を見て再度伝えます。
「なんで、食べないの。とてもざみジィぃ」
呆気にとられた表情のまま、夫は言います。
「昨日の態度(一日無視)から、今晩のご飯なないと思って外で食べてきただけだけど」
はい、ごもっともです。
日中に送ったメッセージには、自分の気持ちや考えは伝えましたが、いつものように「ご飯を用意しておく」と一文を私は入れていなかったのでした。
「いや、いらない」と夫にあっさり断られることが怖く、普段のように伝えられなかったのでしょう。
料理に対する自信のなさも、まあ、毎回ケンカの引っかかりにはなっています。
「なんでもない、平気でござる」と言った表情の夫。
こうなると何を言っても見えないシャッターが降りている状態です。
とにかく私は、小リッカが伝えたいことを夫に伝えられた。
大変険悪なような、おかしな空気の中、明日からの夕食が必要かどうか話し合いになりました。
夫の言動から「夕飯作りは、どうやらリッカの負担になっているようだ」との認識でいることがわかりました。
リッカは、「(料理が下手くそながらも、夫の栄養になるのなら嬉しい)用意をするのは大変だが、むしろ自分が作る下手くそな料理は迷惑ではないのか」
との思いから、双方すれ違っていることがわかりました。
愛情のような、遠慮のような、罪悪感のような。
ねー、自立同士のパートナーシップって面倒くさいよね。
ただ、リッカはわかってはいるのです。
すんなり話し合いで淡々と済む相手より、こじらせ同士の情熱的なやりとりや展開がまだまだ好きなのだと。
今回は、これ以上相手に自分の感情をぶつけたところで収まらないし、決定打を打ち出す前に一旦引くこととしました。
今回の私は、何かがおかしかったという感覚がありました。
いつもなら、気持ちを伝えれば意外とスムーズに収束するものが、今回は全く収まらなかったのです。
お恨み帳を数枚こなしても、それは変わりませんでした。
翌日、どーしたものかなーと悩みながらも明るい髪色で仕事に行き。
こればっかりは、今回のうまく行かない流れに何か意味があるんだろーなー、となんとなく考えていました。
(ちょっと、ここサレンダー、流れに身をまかせる感覚です)
なんとなく直帰する気分にならず、退勤後、一人カラヲケに直行して数時間歌いまくるという発散をしたのでした。
その後、事態が大きく(いや、他者から見れば小さく)動き出したのでした。
④抑圧したエネルギーを解放すれば、良い流れがくるって誰かが言ってた。へ続く。
リッカ