瞑想心理カウンセラーリッカのつぶやき

決められないとき、自分の気持ちがわからないとき。あなたの本心をカウンセリングと誘導瞑想で一緒に発見します。

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パートナーとの喧嘩。落とし所が見つからない時。最終回⑤ リッカ、おでこに冷えピタを貼った夫を運ぶ

さて、まさかのシリーズと化した「ケンカの落とし所」

今回は、いよいよ最終回です。

 

ズバリ、自分の癒しが進んで、感情や気持ちが把握できたとて。

 

『パートナーとのケンカ』は起きます。

 

雨降って地固まるどころか、うねって、飛び跳ねて、回り回って最後に「こういうことだったの?」と理解するような不思議な1週間でした。

全ての出来事は、そんな答え合わせのような、偶然のような面白いオチがつくのだろうなと思いながら生きている私です。

そして、物静かなのにドタバタしている自立同士夫婦のあり様をお楽しみください。

 

 

なかなか距離の縮まらないロックマン(自立心が強く、人に頼れない。いきなりシャッター閉まりがち)の夫が、久しぶりにリッカの地雷を踏み抜いて数日。

 

久しぶりに、抑えの効かない怒りに囚われて、びっくりした心理カウンセラーの記録です。

 

 

 

①始まりはこちら

kurarikka.hatenablog.com

 

②いちご柄の紐パン(幼女から、成熟した大人)に成長したと思っていたのにはこちら

kurarikka.hatenablog.com

 

③ 「ざみジィぃ」とリッカ叫ぶ。

kurarikka.hatenablog.com

 

④抑圧したエネルギーを解放すれば、良い流れがくるって誰かが言ってた。

kurarikka.hatenablog.com

 

 

最終回 ⑤ リッカ、おでこに冷えピタを貼った夫を運ぶ

 

金曜日、大ボスに引っ張り出されて約3年ぶりに職場の歓送迎会へ参加したリッカ。

同じ部署の先輩、経理のお姉様、総務の新人さんと楽しく会話などしていました。

 

そして、1次会で忍びの者のように、挨拶もそこそこにささっと立ち去ります。

 

翌日は、夫から誘われた千歳市にて開催される男子プロゴルフのトーナメントを観戦しに行きます。

早く寝なくてはなりません。
※リッカの知識は主にYouTubeです。北海道はお手頃にゴルフを始めるにはもってこいの土地です。私は未だ取りかかれず。いつかきっと。

 

一緒の外出を控えながら、不思議ともとどおりにもならず、ただ穏やかに二人別々に過す5日間が経過していったのでした。

 

その夜、私は「この不思議な流れにもきっと意味あるんだろーなーわっかんないけどー」と深く考えることはせずに就寝したのでした。

 

翌朝6時。

 

遠く、体温計のアラームが聞こえます。

 

薄眼を開けると、風に舞うカーテンの向こうで夫が体温計を持ってこちらを見ながら話しかけてきます。

「体温が39度ある」

 

リッカは、夢見心地で答えます。

「こりゃあ、千歳行けないね」

 

 

二度寝から目覚めた(薄情な妻)私は、マスクをして夫の部屋を覗き込みます。

 

検温し40.3度。

氷のうを渡し、ありったけのケーキの保冷剤を夫の周囲に投げ渡します。

家にあったカロナールを渡し、急ぎ買ってきた飲み物を渡します。

 

ここで、自立強めな弱みを妻にすらなかなか見せられない夫。

自分でできるから、近づかないほうが良いときっぱりとしています。

 

モヤモヤしつつも、1時間ほどカロナールの効果を見守ります。

 

大人ですし、元気な成人ですので無理に通院する必要もないかと判断してそのままとしていました。

後、弱っているときの「自立タイプ」は私も含め、あまり構われるのを好みません。

 

1時間後、そーっと夫の部屋を開けて覗き込みます。

マットレスから少し頭を落とすような形で、冷えピタを貼ったまま、軽く白目を向いた夫がそこにいました。

 

その後は、保健所に連絡して土曜の午後も発熱外来をしてくれている素敵なクリニックの紹介を受け、通院する運びとなりました。

 

体温40.7度の白目をむいた夫を起こし(意識はちゃんとあった)職場より支給された医療用検査キットを差し出すも、夫は綿棒を受け取らず私に鼻の穴を差し出す始末でした。

 

自立が依存に転じた時、強大な依存心が出てくると言います。

驚くことに、あの自立の塊は病により自ら鼻の穴を差し出すほど弱っていたのでした。

 

はい、陽性。

私は意外と陰性。

 

予約時間に、私の愛車の助手席に自力歩行はできた夫を詰め込みクリニックへ向かったのでした。

熱いは、クーラーが寒いわ文句をいう元気はあるようです。

夫は縦長な体躯を座席に投げ出し、全体的によく煮込まれた何かのようにぐったりしています。

普段の夫は、謎の忍耐力があるのであまり見かけない状態です。かなり具合が悪い。

 

余談ですが、命に別状はなく自宅療養が基本であります。

ですが、本当に人が弱っているときに通院して、治療はこれだけでも十分大丈夫な状態と安心すると、あとは寝るだけだと腹がすわって回復が早いような気がします。

 

病院側からすれば、頼むから家にいてくれよでしょうが。

 

同時に私の職場にことの経緯を報告します。

かなり、かなーり恥ずかしいのですが。

 

先輩には「夫婦喧嘩が勃発していて、5日間ご飯など別々であったこと」を正直に伝えました。

 

上司には、「夫の職場でコロちゃんが流行っており、5日間夫婦別々に食事などをしていたこと。よって金曜日の送迎会時にも影響はあまりないかも?どうかな?そんな気がする」といった報告をしました。

 

そうなのです。

よくよく思い返せば、一週間前ぐらいから夫に「職場でコロちゃんが流行っている。気をつけてはいるけれどなんとも言えない」と言われていたのでした。

 

夫は意図的に、私はただの野生のカン(いちご柄パンツの自分がいうまま)寝食を別々にする数日間があったことで、あまり周囲へ影響を与えることなく我が家の初コロちゃん上陸を乗り切ったのでした。

 

そして、がっつり喧嘩をしていたことで、一人が生き残り物資の補給など動けたことが今回の怪我の功名であったと思うのでした。

 

簡単にお世話にさせてくれない、野生動物のような夫婦のある1週間の出来事をお送りしました。

 

流石に、いつもはもう少し夫婦らしい感じで生活しているので、ご安心くださいね。

 

そして、距離感がある、なかなか心を開いてくれない彼氏や旦那さんに関わっている皆さんも

お気張りやすーー!

頑張るのではなくね、犠牲を払わないでね、自然にね。

あと、上手に自分の本心をこまめに伝えていってくださいね。

たまに、大泣きして鼻水流しながら相手と向き合っても良いこともあると思うのでね。

 

リッカでした!