心理カウンセラーを目指しています。クラリッカです。
昨日の、ハチワレ犬脱走後のご報告と、昨晩自分が考えていたことをまとめてみました。
自分の家に帰宅後も、私は「戻ってくるとは思う。でも、歴代の犬の中でも、かなり野生的な性格をしているからな。最近、体調もあまり優れてなかったようだしな」とぐるぐると考えていました。
普段でしたら「考えても答えは出ないことは考えない！」の姿勢で、意識をそらしてそのまま寝るタイプですが。ただ、自分の保護対象（母の犬だとしても）が深夜になっても戻ってこないのです。流石に、心配しても意味がないと思いながら、ふとした瞬間には逡巡が始まっています。
このような状況になると、人は慰めを探し出してしまうものですね。
ハチワレ犬は２０１０年９月２１日生まれ（雑種なのに誕生日が分かるのがちょっと面白いでしょ）中型犬の１２歳は、老犬かどうか判断に迷うところです。
思いつきで、「行方不明 老犬」で検索すると、とても穏やかなサイトに出会いました。
愛犬が突然消えるようにいなくなる理由
実は、この現象はとても繊細でやさしい愛犬で起きやすいです。
（略）
あるタイプの愛犬は、飼主に自分の逝く姿を見せないように配慮しようとします。それは飼主が悲しむからです。たいせつな飼主の心配や悲しみを少しでも軽くしたいという「愛犬なり」の心遣いなのです。
犬は、昔オオカミでした。
（略）
群である大切な家族を守るために、大好きな大切な家族の元からさるのです。こういう習性が犬にはあります。
そうして、こういう「身を引く」という行動は、多くの動物にみられる愛情行動です。
獣医師監修！犬の病気大百科
www.shukunami-vet.jp
本文のごくごく一部を引用させていただきました。是非、全文を読んでみてください。
昨夜の私は読みながら、ぼたぼたと涙が出てきて一人で泣きました。
そして、「野生的＝自立の自立」の私の考えが立証された気分です（こんなところでも心理学）
人の世話になるぐらいなら、自分で完結させる。これが俺の愛情じゃあと私の中の「自立の人」が叫んでいます。
その一方で、家族としての私が「いいから、最後までお世話させなさいよ！」と怒りながらまた違った愛情を叫んでいます。（得意な一人脳内劇場）
普段から、人の迷惑にはならない。なるぐらいなら「身を引く」と考えがちな自分の身につまされる思いです。大分改善されたと自分では考えていますが、今も私が甘えてくるのを待っている人たちがいてくれるのかもしれません。
ギャン泣きした後に、鼻水をかみながらお師匠のブログも検索します。
「子供やペットに助けられる。〜子は親の鏡〜」
夫婦の状態は子どもやペットに直接現れます。
幼い子どもやペットは両親の間を取り持つようなコミュニケーションはできません。
だから、自らの体に病気を抱えたり、問題を持ったりすることで両親の意識を自分に引き付け、両親の関係を改善するきっかけを与えてくれます。もちろん、意識的にやっていることはありません。
しかし、両親を思う愛はとても強いので、自らの体を病気にすることなど平気なのです。
そして、そこには両親から自分がちゃんと愛されている自信も隠れています。だから、自分が病気や問題で苦しんでいても、それを機に両親が仲良くなったとしたら本望なのです。
根本裕幸オフィシャルブログ
今回の出来事で、実家の両親、弟、そして私の結束は確かに強まりました。
（今回の話に登場しない、弟トリ介や私のパートナーも勝手に仲間入りさせています）
問題やトラブルは、起きるべくして起きている。何かを教えてくれるために。
昨夜の日付が変わる頃、不良中年ハチワレ犬は戻ってきました。全身泥まみれで、フラフラしながら水をがぶ飲みしていたそうです。一体、どこに行っていたのか。誰にもわかりません。
写真が嫌いな犬と、動作の鈍い人間の合作。保護翌日の写真。汚れっぷりが伝わるように期待を添えて。
良かった、良かったよ。大きな低気圧が接近していたのも原因かもしれませんが、よくわかりません。クラリッカでした！皆さんありがとう。
