今回は、改めて自分の心が教えてくれるサインについて。
「こわい」とき。必要だと理解できていても、どうしても拒否したくなることがあるときはどうすれば良いのか。
そして、お得な気がするのに、良い人だと思うのに、それらのことを考えると「モヤモヤ」するときにはどうすれば良いのか。
「飛び込む」のと「立ち止まる」を、心はちゃんと教えてくれていますよ、というお話です。
なかなか距離の縮まらないロックマン(超自立男性、急にシャッターを下ろす、音信不通になる)彼氏が、ちゃんと連絡がつく頼れる夫に大変身したカウンセラーリッカです。
さて、先日お客様から「リッカさんに、こわい方へ行けと言ってもらえて良かった」
そんな、大変ありがたい言葉をいただきました。
「こわい」ことは、日常生活にたくさんありますよね。
身の危険というより、心が「こわい」と言って、行動から考えることするら拒否してしまうことが、あなたにもありますでしょうか。
家族やパートナーに、普段言えないような「感謝の言葉」を伝える。
もしくは、困っていること、悩んでいることを打ち明ける。
そのうえ、「助けてほしい」を相手に伝える。
恐ろしいですよね!
もしくは、以前から行ってみたかった場所へ、定期預金を解約して旅行へ全額つぎ込む。
全く関わりのなかった、憧れの世界にいる人達との交流をはかるため一人で挑む。
家族や友人、周囲の目を気にせず、心からしたかったことをする。表現する。
やーー、ムリムリムリと自らブレーキをかけている物事はありませんか。
それどころか、丁寧に丁寧に妄想していませんか。
実現しなかった際の虚しい思いをする自分。やらなきゃ良かった、とんでもない赤っ恥をかいてしまったと、失敗に顔を赤め小さくなる自分。
Q .そんな妄想をしてまで、なぜ心は「こわい」方へいかないように、あなたを引き止めるのでしょうか。
人は、良い変化であろうと、悪い変化であろうと、「状況が大きく変わること」を生命の危機だと認識して回避しようとしてしまうため。
あなたは、もう立派な大人です。わざわざ身の破滅がわかるような犯罪に手を染めたり、あまり良くない変化の方を選択なんてしませんよね。
もし叶うのなら、良い変化しかない状況(例えば、告白するとか、逆プロポーズするとか、困ってる助けてくれとか、あなたがいてくれて良かった最高と伝えるですとか)だと理解していても、「できない」理由は、そこに「必ず変化」があるからなのですね。
なので、「こわい」ときはそちらへ飛び込みましょう!
怖くて足がすくむときは
「私にはその価値がある」
「私はチャレンジしても大丈夫」
そんなふうに、ご自身を良い子良い子してあげながら、思いっきりブンッと飛び込んでみてください。
もし、飛び込んでみた結果。
ご自身で思い描いていたことと、実際の出来事に大きなギャップが出てしまったら。
どうぞ、カウンセリングを活用してください。
いっけん、失敗したように見えて、実はそれは失敗ではないということがあります。
ですが、一人だとどうしても良い想像はできないものです。
気持ちを整え、思い切って行動した本当の結果を受け取りに行きましょう。
そして、こちらはすでに実践されているかもしれません。
「モヤモヤ」するときは、ちょっと立ち止まるときです。
全てが順調であるはずなのに、うまくことが運んでいるはずなのに。
色々考えるのが面倒で、興奮のままこの状況に飛び込みたいと思っているのに。
ふと、「モヤモヤ」とした感覚があるときです。
とても良い人のように見える。
他の人も、この人はすごい人だ、良い人だと絶賛している。
自分の考えでは、どの条件に照らし合わせても「良い人」だと思う。
ただ、なんだか分からないけれど「モヤモヤ」して、心がスッキリ晴れない。
パートナーとの関係も良好だ。
ただ、ちょっとだけ気になっていることがある。〇〇について、あの時のあの表情についてどうにもきになる。そのことを思い出すと「モヤモヤ」する。
Q.合理的に考える分には、特に問題がないような状況なのに。どうして、理由なく「モヤモヤ」してしまうのでしょうか?
直感とは、今までの人生でその人が経験したことから導き出される答え。人によっては、右脳と左脳が瞬時につながり、一瞬で答えが出るため「降ってくる」と表現する。
まだ、明確な答えは出てこない。言語化もできない。
ただ、あなたの「直感」が、経験に照らし合わせて見たところ「ちょっと立ち止まって」
「いま照合中だから、ちょっと時間ちょうだい」とあなたの表層にある意識に教えてくれているのです。
気のせいで片付けたり、なかったことにしていると。
後になって、あの時の「モヤモヤ」はこれだったのか!!と驚くことになるのです。
そのため、「モヤモヤ」したときは、意識に残しておくこと。あとで、ちゃんと答えがやってくるからと淡々を過ごすことをお勧めします。
そうすると、勝手に向こうからちょっと驚くような理由で「お断り」が入る、いつの間にか縁が切れていた。
大事なパートナーが相手であった場合は、トラブルになる前に手を打てて、二人でホッとしたなんて体験ができるかもしれません。
もしくは、「こわい」も「モヤモヤ」も、幸せになる自分が許せられず、心の奥底からやってきているパターンもありますので。
やっぱり、心理カウンセリングを受けることは、大きな変化のとっかかりが欲しい方にはうってつけな方法だなと思います。
悩んでいる時間が5年だとすれば、カウンセリングを活用することで数年短縮できると、リッカは自身の経験からも実感してきました。
よろしければ、ご興味のある方どうぞ。