実は、あなたが思っているよりも、パートナーってすごいのかもしれない。
そんなお話。
音信不通や心のシャッターが閉まりがちな、気難しい彼もデレデレ夫に変化。あなたが彼をあきらめずに幸せになる意識とルートを探す。カウンセラーのリッカです。
さて、
あなたの理想のパートナーの要素、いくつありますか?
優しくて、背が高くてとかね。
聞かれてもいないのに、参考までにリッカの外せない要素をいくつかリストにしますね。
・無人島で生き残れそうな生活力
・押し付けがない
・身長差10センチ以上
・骨格が美しい
・ちょっと、変わってる
・気が長い
細かいことは省くとこんな感じです。
つっこみどころがありますが、まあいいのです。
さて!
では、こちらはどうでしょう。
こんな考えや希望は皆さんありますか?
・誕生日は〇〇に連れて行ってくれて、私好みのテイストど真ん中の〇〇を黙って用意
・私が〇〇歳になるまでに、型通りの素敵なプロポーズをしてくれる!
はい、こちらの文面と上の要素を見比べてください。
では、それぞれどちらに当てはまるか考察ください。
a.パートナーの魅力
b.パートナーに叶えてもらいたいこと
どちらがどちらか、分かりますか?
簡単すぎですよね。
パートナーが、本質的に持っている要素と、自分が叶えてもらいたいことは、まったくの別物だと伝わりますでしょうか?
もちろん、広い世界には、そんなニーズを完璧に押さえてくれる、神みたいな人もいるのでしょう。
そんな人と出会うためには、こちらがさっさと女神マインドを習得、実践、周囲への還元をしていればいいのでしょう。
神には神しか似合いませんからね。
当時、私のマインドはまったく女神ではなかったので。
私は、貧乏神、いやおんぶお化けマインドで、彼を私のニーズ通りに変えようと奮闘していました。
こっちのほうが素敵だから、彼には絶対そうなってほしい。叶えてほしい。
そんな、自分としては純真な、完璧に自分は正しいとの思いで、いろいろな手段をつかって彼に働きかけたのです。
骨格が美しく、飽きないほど興味深い彼が、私の誕生日を理想的にだまって演出してくれれば完璧!って。
そうしていくと、どうなったでしょう。
私の不可思議彼に、叶えてほしいことを一方的に要求すればするほど、関係性はなんだかおかしくなっていきました。
教官と生徒のように、無表情で淡々と向き合う日々。
過干渉で、心配しがちな母親と息子のような、離れたくても離れられない辛い距離感。
なぜ、そうなるのか。
彼は頑なになって言うことを聞いてくれない。
私は私でニーズをねっとり押し付けてしまう。
一応、心理カウンセラーなので、問題は「自分自身にある」といった視点で紐解いていきますね。
だってね、彼が悪いなら別れりゃーいいのよ。
合う人と出会えばよいのよ。
そうではなくて、彼が好きなんだよという譲れない条件がある場合のお話です。
①相手の良さ、器を信用していない
②相手の本質的な良さを見ていない
③てことは、自分の本質もよくわからず、世間一般のニーズ「恋愛はこうあるもの」「このように祝われるのが世間の理想だし、周囲の人も幸せだと認めてくれる」を基準に生きている。
④正しいのは二人らしさ、じゃなくて世間体になっている。
⑤自分の良さ、規格外、常識はずれなまでの己の凄さをまだ気がついていないし、表現することを自分に許せていない。
自分の中の、世間体や普通スケールに自分も彼も合わせようとすると、あれも足りない、これも足りない部分しか見えてこないのですね。
もしかしたら、彼の器を測るにはあなたが手にしている、あなたが考える世間基準の15センチの定規じゃなくて、教壇で教師がつかうような巨大な分度器が必要なのかもしれない。
それぐらい、相手の本質は計り知れない。
まず、あなたが自分の本質を掴んで恐れず表現していくのなら。
相手は15センチ定規では計り知れない、最高に素敵な部分をどんどん出してきますよ。
これ体験したら。
ほんとうに驚くから。
できるから!
定規を手に(分度器は持ってなかった)語るリッカでした。