瞑想心理カウンセラーリッカのつぶやき

決められないとき、自分の気持ちがわからないとき。あなたの本心をカウンセリングと誘導瞑想で一緒に発見します。

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【サレンダーで念願をかなえる】飛行機嫌いのパートナーが旅行に乗り気になるまで

先日、人生でちょっとあきらめかけていた旅行が叶ってしまいました。

出発はこれからですが。

 

今回は特にわかりやすく「流れにのる、流れにまかせる」サレンダー体験ができました。

その時の自分の感覚や考えなどをシェアしますね。

 

素直に自分を出しても大丈夫。彼があなたの個性を愛して離さなくなるマインドをセットする。瞑想&心理カウンセラーリッカです。

 

今回は、私が体験した「これぞ、サレンダー」な出来事について。

 

すこしだけ、リッカの過去を書きます。

 

私は飛行機が好きで、3年周期で乗りたくなります。

それ以上間が空くと、シオシオとしおれてしまうのです。

 

日常的に利用されるかたは、どうってことないでしょう。

ですが、私にとって飛行機は非日常であり、ちょっとした絶叫系のアトラクションのような位置づけです。

 

機長に私の命を全力で預ける。

いわばまな板の鯉、サレンダー(最善の物しか来ないと信頼して、流れに身を任せる)を手っ取り早く強制的に体験できると考えているのです。

 

観念して、もう身を任せるしかない。

そして、重力でシートに体を押し付けられて上昇するのをただ受け入れる。

とても女性性が鍛えられそうですよね。

 

さて、そんな変な方向で飛行機が好きな私のパートナーはどうかというと。

 

出会ってすぐのころ、私は飛行機好きを伝え「二人で旅行に行きたい」と彼に伝えました。

彼は「タバコが吸えないから嫌。そもそも飛行機は嫌」

とあっさり断る強キャラクターでした。

この時のがっかり感を、私はその後の

数年間抱き続けます。

 

本気で最初の5年ぐらいまで、飛行機が好きなパートナーを見つけるかどうか真剣に悩みました。

 

数年後、転職した彼は、飛行機の距離へ出張に行くようになります。

そして毎度、元気に帰ってきます。

 

おいおいおい、です。

 

ですが、私はまだ過去に感じたあの「がっかり感」を抱き続けています。

また、私が旅行に誘っても、彼はすげなくことわるのだろう。

「嫌」といいながら、仕事であればあっさり実行する彼。

 

私はどうしたか。

彼に旅先だけを告げて、一人旅、幼馴染たちとの旅行と数回行くようになりました。

彼は誘わず。

独り言のように「いつか一緒に行きたい」とでへへと笑いながら伝えるのみにして。

 

ある時、私がどうしても一人東京へ行く用事ができました。

同居している彼につたえると、彼はあっさり承諾。

しかし、なんとも言えない表情でこちらを見ています。

一応「一緒に行く?」と聞いてみたのですが、急なこともあり彼はなんとも言えない表情で「行かないよ」というのみでした。

 

この時、少しだけ「おや」と感じたをの覚えています。

曇天の中に、少し雲の切れ間が見えたかのように(詩的だな)

 

二人が結婚をした後。

私は、また飛行機に乗りたい熱をかかえなが過ごしていました。

 

ここで、私もまだ不思議なのですが畳みかけるように流れが来ます。

 

①お祝いとして義両親から旅行資金を渡される。

いいから、二人で旅行に行きなさいという援護射撃つき。

彼は、また苦虫をかみつぶしたような険しい顔で応戦をする。

 

②私の会社員仕事の職場より、勤続年数に対し5日の休暇と一部旅費の助成をするという制度発動。

期日は今年度中。

総務のおねえ様から「いつ、消化するの。旅行計画書と一緒に申請はよ」とせっつかれる日々が始まる。

 

③ある日突然、彼から進んで「結婚したから5日間特別休がでるみたい。忙しくない月の週なら旅行いける」との発言が。

あの、二泊以上したら一人になりたい病が発動する彼がです。

(ただし、私が現地で別行動しようといったら、なんとも言えない表情になることが予想されますね)

 

しかし、私の心の奥にある「飛行機の距離を誘って、断られてがっかり感」がささやいてきます。

 

彼の希望は国内旅行。

二人で何となく南の〇〇に行こうかと話は出ている。

けれど、なんだか気が進まない。

向こうから流れが来ているのに、私はそのタイミングを流してしまうのです。

 

 

 

そもそも、旅行に向けての行動ができない。

 

もしかしたら、目的地がそもそもあっていないのかもしれない。

 

そんなことを考えながらYouTubeを眺めていたある日。

2年も前にアップされた、軍艦島ツアーの動画がおすすめに突然登場しました。

いろいろ 軍艦島 壁紙 - 無料のHD壁紙画像

二人の趣味は少し変わっていて、廃墟やさびれた場所が好き。

軍艦島の雰囲気はまちがいなく二人で楽しめるものでしょう。

この存在を忘れていたなんて!

 

ところで、私は数年前にその存在を知っていながらも、軍艦島にはなかなかいけないだろうなと考えていました。

 

なぜいけないと私は思っていたのだろう。

なぜ、九州にいくのは大変だと思っていたのだろう。

と自問自答します。

 

ここで、自分にいろいろなブロックがかかっていたことに気が付きました。

たとえば

近隣の海外旅行のほうが、国内旅行より安いからそちらに行ったほうがいい。

九州は高齢になってからでも行ける。

軍艦島はマイナーだから誰もよろこばない(これ数年前の意識のまま)

 

頭で考えるのではなく、感情がもう「これだ」と伝えてきます。

軍艦島 4K (Ultra HD) - Japan's "Battleship Island" 端島 Hashima - YouTube

私は夫に「〇〇に行こうと思っていたけど。軍艦島がどうしても気になる。そちらに目的地を変えるのはどうだろう」と伝えました。

 

勇気を出すために、なぜかスーパーで買ってきた立派なニンジンのとがったほうを手に持ち、魔法スティックかこん棒のように振り回しながら提案をします。

 

夫はニンジンに視線を取られながら話を聞きつつ、最後にはにやりと笑いました。

 

感情表現の少ない夫の「にやり」は八割以上肯定です。

しかも、夫から旅費の用意について積極的に提案がありました。

あの、飛行機嫌いが、です。

 

そして、自分で手配をすると物事が動かないことを見越して。

さっさと、店舗予約をして軍艦島以外の滞在先などを相談し無事手配ができたのでした。

 

夫の心境の変化もさることながら、私の思い込みや行動を制限する意識があったこと。

私が行こうとしていた〇〇は、同じような時期に入籍をした職場先輩が新婚旅行をしており、気にすることではないのになぜかもやもやしていたこと。

 

ちがう、こっちじゃない。

そんな意識が私のしらない心のうちにあったようです。

それをつかんでからの展開の早いこと。

 

自分の本心をつかむこと。良い流れをつかむこと。

実現不可能と思っていた願いをかなえるポイントが見えてきました。

サレンダー&ひきよせについて、リッカの考え

・そのやりたい事は、自分がかなえたい事か。世間一般の皆が、ただ「良いと評価」してくれるだけではないか。

・自分、パートナー、二人らしい価値観を信じる。

・うまくいかない、そう思うときは過去の出来事が足を引っ張っている。今と過去は違う。相手の考えも変わっていたりする。

・思考せず、指ししめされる方に思い切って方向転換する。

・うまくいかないときは、ベストなタイミングじゃない。機を待て。

・ほどほどで手を打たない。

・相手を説得しようとする時点で、「二人の」ではなくなっている。

・良い流れしかやってこない。自分の意識が自分を不幸にさせるはずがないと信頼しているうえで、流れにまかせる。

・時間がかかったとしても、願ったことはほぼ叶う。もし「そんなわけない!」と思うなら、そんなわけない!と思っている現実がやってくるだけ。

・なかなか実現できない願いがあるなら、毎年やりたいことリストに書き続けてみる。私は無意識すぎて忘れていたが、毎年「彼と飛行機の距離旅行」「軍艦島に行く」と書き続けていた。無理だと考えず、とりあえず「無」の意識で書き続けていた。

 

余談ですが。

旅行代理店にて、お安くつきそうな月曜出発でプランを練っていたところ。

5万円ほど予算がオーバーしていました。

せっかくの機会だし、予算を気にせずこのまま契約か!?と悩む私。

 

そんな中、夫が「月曜日に休みとらなきゃ」と突然つぶやきました。

さすがワーカホリック。

長期休暇(といっても一週間程度)前の月曜に働きたかったようです。

いつもなら、「いいから休みとっておくれ!」私は突き通しそうです。

ですが、試しに火曜日出発でプランをずらしたところ、まさかの旅費が8万円プライスダウンしたのです。

 

一度良い流れがやってきて、それに乗った瞬間。

物事はこちらの想像を軽く超越して実現するのだなと。

今回も久しぶりに胸のすく思いをしたのでした。

 

こうあるべき。これが普通。こうするのが最適。

そんな思い込みや自分ルールから自由になること。

 

なんとなく気になることや、いつもは選択しないような行動や流れに乗ってみること。

あとは「悪いようにならない。一見うまくいかないようでも、必要だから起きている」

そんな感覚で過ごせたら、人はやきもきせずにのびやかに過ごせるようです。

 

まだ旅行前だけどね!のリッカ